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2020-07-01

BasemarkとDMPが商用車用のスマートミラーの開発で提携

2020-07-01
BasemarkとDMPが商用車用のスマートミラーの開発で提携

(本リリースは、BasemarkとDMPが共同発表した英語版プレスリリースの日本語訳です)

スマートミラー技術は、死角に起因する事故や死者を減らすのに役立ちます。

(ヘルシンキ, フィンランド、東京) – 2020年6月30日 – フィンランドのBasemark Oy(以下Basemark)と日本の株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(以下DMP)は本日、世界の商用車業界向けのスマートミラーシステム開発で提携することを発表しました。

2017年には、米国で大型トラックまたはバスによる511,455件の事故があり、そのうち、4,455件が死亡事故でした※1 。EUでは、路上を走行する車両に占める割合が約2%※2に過ぎないトラックが関わる事故による死亡者数が全体の15%※3に上っています。これらの事故の多くは、複数の死角など、運転席からの視界が制限されていることが原因です。スマートミラーは、これらの死角による事故や死亡の割合を減らすことができます。

スマートミラーシステムは、カメラおよびディスプレイ、ならびにマシンビジョン、物体の認識と分類に加えてリアルタイムかつ動的にAR(Augmented Reality: 拡張現実)を描画処理するシステムで構成されます。Basemarkは本日発表された提携において、コンピュートおよび描画のエンジンである同社のRocksolid®をDMPのDV720推論IPコアおよびDMP ZIA™ Classifierと統合します。これらのテクノロジーを組み合わせることで、スマートミラーの高速かつ高電力効率のリアルタイム操作が可能になり、歩行者、車、自転車などのオブジェクトを検出・分類し、AR(拡張現実)上にヘルプ機能や注意・警告のグラフィックスを表現します。

従来のミラーをスマートミラーに置き換えることのもう1つの利点は、ミラーディスプレイをコックピットの外に配置する必要がなくなることです。スマートミラーソリューションでは、ミラーとなる液晶ディスプレイを車内に配置することができるため、より優れた空気力学を実現することで、抵抗を減らし、燃料またはエネルギーの消費を抑えます。

「私たちはDMPと力を合わせて、真に高度な自動車グレードのスマートミラーシステムを開発できることを嬉しく思います」と、BasemarkのCEOであるKeith Silverangは述べています。「このソリューションは、商用車の死角による年間数千人に上る死亡者数を減らすことができます」

「商用車のスマートミラーには、高性能、信頼性、高度な安全性が必要です。 DMPとBasemarkは、自動車業界での豊富な経験に基づいて、業界で最も先進的で安全なスマートミラーを構築します」と、DMPの会長兼CEOである山本達夫は述べています。

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