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2018-04-17

ディジタルメディアプロフェッショナル、ACCESSとIoT・エッジコンピューティング技術のAI化で協業

2018-04-17
ディジタルメディアプロフェッショナル、ACCESSとIoT・エッジコンピューティング技術のAI化で協業

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(本社: 東京都中野区、代表取締役社長: 山本達夫、以下 DMP)と、株式会社ACCESS(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 大石清恭、以下ACCESS)は、IoT・エッジコンピューティング向けのAI技術の適用に向けて協業することで合意しました。

昨今、IoTが普及していく中で、センサーやカメラから生成される膨大なデータを収集・蓄積・分析し、実ビジネスに活用する動きがあらゆる産業に広がっています。また、増え続けるデータ処理のキーテクノロジーとして機械学習を中核としたAI・ディープラーニング技術が導入され始めており、生産性向上やコスト削減、良否判定精度の向上、設備の予防保全に役立てようとされています。
このようにIoTとAIが普及していく中で、工場、店舗、車などセンサーによって生成されたデータをエッジコンピューティング側でいかにインテリジェントに意味のある必要なデータを抽出するかが重要になってきており、クラウドとエッジを総合的なシステムとしてIoTソリューションを構築することが求められています。

DMPは、エッジコンピューティングのAI化の実現に求められる、小型、高性能と低消費電力を両立したAIプロセッサ「ZIA™シリーズ」を開発して提供しています。ディープラーニングの推論処理をAIプロセッサにオフロードして実行することで、エッジデバイス(IoTデバイス)のCPUやGPU負荷を軽減し、かつリアルタイム性を向上させることが可能です。TensorFlow、Keras、Caffeといったオープンなディープラーニングのフレームワークに対応していますので、それらフレームワーク上で開発されたお客様のAIアプリケーション資産はそのままDMPのAIプロセッサ上で動作させることが可能です。

ACCESSは、IoTソリューションの核となるビーコン等のセンサーデバイス技術、長年ブラウザで培ったWeb技術、サービス開発技術、クラウド構築技術の全てを自社で保有し、お客様のIoTソリューションの構築から運用までをワンストップで提供出来る事を強みとしています。
ACCESSはこれからのIoTビジネスのユースケースにおいて、エッジコンピューティングは非常に重要な技術と捉え、さらに、AI技術をクラウドでは無くエッジに搭載する事で、IoTビジネスの可能性をより一層拡大する事が出来ると考えております。今回DMPとの協業により、これまでのACCESSのエッジコンピューティングをAI化し、新たに「エッジAIコンピューティングソリューション」として、お客様へ提供してまいります。
ACCESSは、世界中で累計搭載15億台を超える豊富な市場実績を誇る「NetFront® Browser」の独自エンジンをベースに開発された、世界最小クラスのマネージドコンピューティングエンジンである「NetFront® Agent」をラインアップしています。NetFront® Agentは、異なる通信プロトコルのネットワークを中継するノードとなり、汎用のゲートウェイ機器上で動作させることが可能です。クラウド統合基盤「ACCESS Connect™」と組み合わせて利用することで、ゲートウェイ機器でインテリジェントな処理を担い、クラウドで機器のファームウエアアップデート等のリモート処理を行う一連のエッジコンピューティングソリューションを提供しております。

DMPは現在、低消費電力AIプロセッサ「ZIA™シリーズ」のFPGAモジュール化を進めています。今回の業務提携を通じて、ACCESSが進めるIoT・エッジコンピューティングのAI化に対して、DMPのエッジコンピューティング向けAIプロセッサ(ZIA™シリーズのFPGAモジュール)およびAIに対する知見を提供することにより、お客様のIoT・エッジコンピューティングソリューションの構築に貢献していきます。

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