2021-03-18

DMP、コシダテックと物流倉庫内の安全な作業と業務効率化の実現に向けて技術提携

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(本社: 東京都中野区中野4丁目10番2号、代表取締役社長: 大澤剛、以下DMP)と株式会社コシダテック(本社: 東京都港区高輪2丁目15番21号、代表取締役社長: 越田亮三、以下コシダテック)は、物流現場における5G環境下での広角カメラによる”物体検出及び検出した物体までの距離計測”そして自己位置推定と環境地図作成を行う”Visual SLAM”の応用に向けた技術開発を行い、物流倉庫内の安全な作業と業務効率化の実現に向けて取り組んでいくことをお知らせいたします。

近年、コロナ禍におけるEC市場の伸長によって、小口配送の多様化や、それに伴う倉庫内作業の煩雑化など、物流業界に変化が起きています。また、少子高齢化・労働人口の減少で人材確保が困難になることにより、労働力不足の課題が浮き彫りになっています。こうした背景から、倉庫内無人車両や協働ロボットなどによる自動化・省人化やIoT・AI・ビックデータなどの活用による物流システムの効率化への取組みが加速し始めています。

コシダテックは1930年に創業した商社で、自動車・物流業界における納入実績およびクラウド・IoTにおけるシステム開発の技術とソリューションに強みを持っています。一方、DMPは、長年培ったGPU技術や高度な半導体開発およびアクセラレーション技術、自動運転や自律ロボット向けのアルゴリズムの開発能力を有しており、両社は、これらそれぞれの強みを掛け合わせることで、業務効率化と安全対策を両立した上で物流業界の課題解決を目指していきます。

今回のコシダテックとの提携は、DMPのロボティクス分野への「DMP 3D Perception」の取組の一環です。ロボティクス分野向けに、DMPのGPU技術、SLAM技術、AI認識技術を応用し、お客様の課題解決に向けてソリューションとして提供するとともに、お客様の新たな価値の創造に貢献することを目指しています。特に、物流分野においては、AGV、協働ロボットなど当社の保有技術を活かせる製品が多く、今後の市場の伸びも大きいため、コシダテックを含めたパートナー様との強い連携の下、お客様にトータルソリューションを提供してまいります。