投資家情報
DMPの強み
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DMPの強み
強み1: GPUコア技術
創業以来、世界有数のGPU IPベンダーとして業界No. 1のコンパクトさ、低消費電力、高性能が実証された最先端のIPを提供しています。任天堂ゲーム機、デジタルカメラ、プリンターなど幅広い採用実績があり、テレビ向けのAI IPコア採用実績も合わせると、顧客製品出荷実績は2億台に達しています。
強み2: SoCシステム技術
2D/3D高性能グラフィックスLSIの開発経験を生かし、GPUコア単体の提供だけでなく、IP組込設計からSoC開発までワンストップで対応することが可能です。
当社が遊戯機向けに開発したSoCであるRS1は、遊技機業界で初めてリアルタイム3Dエンジンと高性能・高圧縮動画エンジンをワンチップに統合しました。臨場感あふれる美しい映像表現によるエンターテインメント性の向上とコストパフォーマンスの両立というシナジー効果がお客様に高く評価されています。
また、次世代エッジAI推論SoCであるDi1は、当社独自の高性能AI推論エンジン(ViT/FP4対応)、ハードウエアベースの高精度リアルタイム3D測距エンジン(ステレオビジョン)、および台湾の有力イメージング技術企業であるiCatch Technology社の高性能ISP(Image Signal Processor)をワンチップに統合しています。これにより特に高度な画像AIアプリケーションにおいて、競合製品を凌駕する機能および性能を備えています。
強み3: アルゴリズムからSoC/モジュール化まで一貫した開発力
AI処理は大きく分けて、データ作成・学習・推論の3つの処理が必要となります。このうち、推論処理はリアルタイム性、データのプライバシー保護、さらにはデータ転送に伴うネットワーク帯域と通信量の削減という観点から、機器(エッジ)側で行うエッジAIが主流になっています。当社のAIプロセッサIPは、当社がGPU開発で蓄積してきた小型化・省電力化技術を駆使し、演算処理の専用ハードウエア化、内部メモリー搭載による低レイテンシー(遅延)化、RTL設計によるハードウエア実装の最適化により、アルゴリズム、ソフトウエアだけでは実現不可能なエッジ側アプリケーションに最適な推論処理性能を低消費電力かつ小サイズで実現しています(ハードウエアアクセラレーション)。
また、当社は当社独自のAIプロセッサ技術を実装したエッジAI推論SoC「Di1」を開発しています。
このように、当社は、AIのアルゴリズム開発、ソフトウエア開発・最適化に加えて、ハードウエアからSoCまで一貫して開発し、お客様のアプリケーションへの最適化をサポートしています。
AI業界には、AIのアルゴリズム開発からソフトウエア開発までを行っているプレーヤーはたくさんいますが、ハードウエア化までできるところはあまりないと自負しています。
強み4: ワールドクラスのお客様とのお取引、ご採用実績
お客様の高い品質・性能要求に応えられる高性能、高安定性を実現することで、日本を代表する多くのメーカーの民生機器、車載機器等に当社製品が搭載されています。また、プロフェッショナルサービスにおいても、お客様の先進R&Dプロジェクトや実際の製品化に係る継続的なお取引をいただいています。
強み5: 人材(Diversity & Inclusion)
当社には、世界各国からGPUやAIの優れた研究者・開発者が集まり、Diversity & Inclusion(多様な人材が集まり、皆が活かされていること)の経営理念のもと、国際競争力につながる多様な発想を生かした先進的な研究開発が行われています。