投資家情報
DMPの属する業界動向
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DMPの属する業界動向
DMPの属する業界動向
当社が事業を展開するAI業界とアミューズメント業界について、その動向と当社の立ち位置を説明します。
AI業界
AI業界には、AI導入に関する課題・戦略のサポートを行うコンサルティング企業、AIアルゴリズム/ソフトウエア提供に特化する企業、顧客からAI開発を受託する企業、クラウドサービスや機械学習アルゴリズムの開発環境を提供する大手クラウド事業者等、様々なプレーヤーがいます。
当社は、AIのアルゴリズム、ソフトウエアおよびハードウエアを、IP、製品、プロフェッショナル(開発受託)サービスの3つの形態で提供する独自性の高い一気通貫型のAIビジネスを展開しています。
お客様からは、当社にAIの相談をすると、他社と違ってアルゴリズムからハードの話まで一回で済む、というような評価をいただいています。
また、世界のエッジAIカメラ市場は2023年の2億台から2030年には4.5億台になるとされています。当社は、新たに開発したエッジAI推論SoCをこの成長市場に投入してまいります。
アミューズメント業界
当社はアミューズメント業界(パチンコ・パチスロ遊技機)向けに画像処理プロセッサを提供しています。パチンコ・パチスロの市場規模は漸減傾向が続き、2020年にはコロナ禍の影響もあり、パチンコの販売台数は約90万台、パチスロの販売台数は約40万台まで落ち込みましたが、2022年には、パチンコは約100万台、パチスロは約70万台まで回復しました。特に当社の主戦場であるパチスロ市場は、2022年11月に導入が開始されたスマートパチスロ(スマスロ)の効果もあり、堅調に推移しています。
当社の画像処理半導体RS1は、従来別々の半導体を使用していた2Dタイトルと3Dタイトルの共通プラットフォーム化を実現し、さらには、遊技機向けに仕様を最適化したことで、複数の基板で構成された機能のワンボード化も可能にしております。これにより遊技機メーカーの課題である遊技機の製造コスト削減や、コンテンツ開発環境の統合によるタイトル開発コストの削減が可能になります。
当社は、このユニークな2D・3D統合チップであるRS1を引き続きスマスロを含むパチスロやパチンコ向けに量産出荷するとともに、その優位性を発揮できる市場セグメントにおけるシェア拡大を目指してまいります。