株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル (本社: 東京都中野区、東証マザーズ: 証券コード3652、代表取締役CEO 山本達夫、以下DMP) は、DMPが開発したUltra tiny GPUコア「ant200」が車載機器向け製品に採用されたことを発表します。
DMPの「ant200」は、ベクターグラフィックス対応のGPUコアです。DMPは、ベクターグラフィックス対応のGPUコアとしては「SMAPH®-F」という製品名で、デジタルカメラ、プリンター等の多くの民生用組込機器に採用されています。DMPは、SMAPH®-FからさらにサイズをコンパクトにしたGPUコア「ant200」の提供を通して、従来の民生用組込機器に加えて、車載や医療といった産業機器並びにこれから広く普及が期待されるIoT製品のUI (ユーザーインターフェース) の革新に貢献します。
また、GPU IPコア製品としては世界最小サイズのため、これまでサイズの問題で製品化が難しかったFPGAでグラフィックスを実現可能となり、これまでよりも多くの機器への採用が広がっていくと考えております。
■ ant200の特徴
特徴 |
・世界最小サイズのベクターグラフィックスコア |
・数字や文字、地図などを高速に描画 |
・GPU に CPU 処理を最大限にオフロード |
・歪み補正 |
・スクロール、スケーラブルフォントを高速描画 |
・OpenVG™ 対応の豊富なミドルウエア群 (Qt や 3rd パーティのミドルウエア) をサポート |
基本仕様 |
・最大解像度 : 4k x 4 |
・ユーザインターフェース : AMBA® AXI or OCP |
・サイズ : 約 55 KLE (Altera社FPGA使用時) |
■ 株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル (DMP)について
2002年7月の創業以来、DMP (東証マザーズ: 証券コード3652) は、ビジュアル・コンピューティング分野で世界的なリーディングカンパニーになることを目指して、組込機器向けの高性能且つ小型GPU及びコンピューティング技術の研究開発を続けております。世界初や世界最小といった他社には真似のできないビジュアル・コンピューティング製品を次々と世に送り出し、ゲーム機やカメラといった民生製品や自動車、OA機器、産業機器、ヘルスケア製品などあらゆる分野に貢献を続けて参ります。尚、DMPは、OpenGL® ES・OpenVG™の仕様策定を行なうKronosグループ並びにComputerVision技術の活用の促進をはかる業界団体「Embedded Vision Alliance(EVA)」のメンバーです。
©2015 株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル DMP、DMPロゴは株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルの登録商標です。その他記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル
担当: 梅田 (営業・マーケティング)
伊藤 (IR)
TEL: 03-6454-0495
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