概要
「ZIA™ Cloud SAFE」は、SaaS型のクラウドサービスです。ドライブレコーダーの車内外の画像を活用し、自動車周囲状況の認識や、ドライバの状態解析などを可能とする安全運転支援サービスです。本サービスはAmazon AWS上でご利用いただけます。
ZIA™ Cloud SAFEにZIA™ SAFEを組み合わせることで、エッジ側(ドライブレコーダー等)でリアルタイムに認識処理が必要な機能はエッジで処理し、それ以外の機能はクラウドで処理させるという、エッジとクラウドでの分散処理を可能とします。さらに、データの蓄積と合わせて推論モデルはクラウドで学習を行うことで、常に最新の推論モデルをエッジとクラウドで活用し、お客様の高品質な安全運転支援サービスを強力にサポートします。

SaaS型のクラウドサービスで安全運転支援システム向けの各種機能※1を提供します。
ライセンス形態はサブスクリプションモデルとして提供します。
※1 機能概要については、ページ下部の具体的な提供機能をご参照ください。

具体的な提供機能
こちらより、各種ベンチマークが可能です。
車外カメラ
- 前方車両衝突検出、後方車両衝突検出、サイド車両衝突検出
- 前方発信遅延検出
- 信号無視検出
- 信号の位置と色の検出
- 止まれの一時不停止検出
- 道路標識の物体検出 (踏切、一時停止線、一時停止表示など)
- 停止線での停車検出
- 道路標識の検出 (画像を学習させることによって、さまざまな道路標識を検出可能)
- ナンバープレートの認識およびモザイク処理
- 顔のモザイク処理
- セグメンテーション解析による道路構造物認識
- 対象道路構造物は自車線、歩道、道路、塀、ポール、分離帯など
- 壁と自車線の位置関係から道路構造物に接触するかどうか判定
- ガソリンスタンドの価格情報
- 駐車場の満車、空車情報
車室内カメラ
- 車室内カメラ映像認識によるドライバモニタリング (DMS機能)
- 居眠り検出
- 顔の向き検出 (脇見運転)
- スマートフォン(携帯電話)の検出
- 腕の骨格検出による手の位置の検出 (手に物を持っているか、持っていないかを判定、ながら運転検出)
導入効果
- クラウドを活用したサブスクリプションサービスの為、初期費用を抑えかつ早期に運用開始が可能です。
- 危険運転の状況の見える化、分かり易い診断表示による運転者への運転マナーの改善・啓蒙が可能です。
- 当社で常に最新のAI認識モデルへアップデートを行うため、お客様は認識精度や性能についてご自身でメンテナンスする必要なく、常により良い環境でご利用いただけます。