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2019-05-16
DMP画像処理プロセッサ「RS1」が サミー、ユニバーサルエンターテインメント合弁会社ジーグの遊技機ユニット・部品に採用される
2019-05-16
DMP画像処理プロセッサ「RS1」が サミー、ユニバーサルエンターテインメント合弁会社ジーグの遊技機ユニット・部品に採用される
株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(本社: 東京都中野区、代表取締役CEO 山本 達夫、以下DMP)は、株式会社ジーグ(本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 甘利 祐一、以下ZEEG)の、遊技機ユニット・部品にDMP画像処理プロセッサ「RS1」が採用されたことを発表します。
RS1を搭載した遊技機は2019年度中に日本全国のホールに導入が開始される予定です。
RS1は、株式会社バンダイナムコエンターテインメント(以下バンナム)とDMPが共同開発した画像処理プロセッサです。遊技機におけるバンナムのノウハウとDMPのグラフィックス技術を融合することで、遊技機業界で初めてリアルタイム3Dエンジンと高性能・高圧縮動画エンジンをワンチップに統合しています。次世代エンターテインメントに求められる臨場感あふれる美しい映像表現が一つの画像処理プロセッサRS1で可能になったことで、従来別々の半導体を使用していた2Dタイトルと3Dタイトルのプラットフォーム(共通)化を実現します。さらには、RS1は遊技機向けに仕様を最適化したことで、従来、LED・サウンド・可動体制御・映像演出などの機能は複数の基板で構成されていましたが、ワンボード化も可能となります。これらにより遊技機の製造コスト削減や、コンテンツ開発環境の統合によるタイトル開発コストの削減が可能になります。
ZEEGは遊技機業界大手のサミー株式会社(以下SA)と株式会社ユニバーサルエンターテインメント(以下UE)が遊技機の製造、開発、販売を目的に合弁で設立した会社です。両社共通仕様のベース筐体ユニット開発を軸に、両社のノウハウを集結させることで製品の競争力を高めると同時に、部品共通化を通じて部材調達コスト改善の実現を目指し、事業を展開しております。RS1を搭載した遊技機筐体は今後SAおよびUEを始め両社以外の遊技機メーカーにも販売していく予定です。
ZEEG 代表取締役社長 甘利 祐一様のコメント
「現在の市況は販売台数も含めて大変に厳しく、部品の共通化やそれを通じた共同仕入れによる筐体コストの改善が大きな課題です。RS1による画像ボード共通化により、エンターテインメント性の向上とコストパフォーマンスの両立という効率的なシナジー効果をもたらす環境が整うこととなります。RS1の採用により、ZEEGは従来以上に遊技機業界の発展に貢献することが出来るものと考えております。」
DMP 代表取締役CEO 山本 達夫のコメント
「DMPは長年培ってきたGPU技術、省電力技術、SoC開発技術を集大成してRS1を開発しました。新しい次元の映像表現を実現しながら、同時に遊技機業界における最重要課題であるコスト低減を実現するという大きなチャレンジを、今後も当社 のコアコンピタンスであるリアルタイム3D技術とムービ技術の融合という形で解決していきます。業界大手のZEEGに採用された事で、遊技機業界に大きく貢献できることを大変うれしく思います。」