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2020-02-25
DMPの画像処理プロセッサ「RS1」 新メダルゲーム機「海物語 ラッキーマリンツアーズ」に採用
株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(本社: 東京都中野区、代表取締役社長CEO 山本達夫、以下DMP)は、株式会社バンダイナムコアミューズメント(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 萩原仁、以下 バンダイナムコアミューズメント)の3月から稼働予定の新メダルゲーム機「海物語 ラッキーマリンツアーズ」にDMPが開発した画像処理プロセッサ「RS1」が採用されていることを発表します。
RS1は、2019年4月に株式会社バンダイナムコエンターテイメントより分社設立された遊技機関連事業を行う株式会社バンダイナムコセブンズ(本社: 東京都品川区、代表取締役社長 金子敬幸、以下、バンダイナムコセブンズ)が開発・製造する「HAYABUSA-Arcade」ボードに搭載されています。
今回は遊技機に加え、アーケードゲーム機にも搭載されたことで、次世代エンターテイメント向け統合プロセッサとしての十分な性能、機能、および拡張性を備えることが証明されました。
RS1は、最近の半導体業界の大きな流れであるドメイン最適化(注)を体現し、DMPのアルゴリズム、ソフトウエア、ハードウエアの一気通貫の開発体制と、バンダイナムコセブンズの業界ノウハウを掛け合わせ、アミューズメント市場向けに最適化して開発した画像処理プロセッサです。遊技機業界で初めてリアルタイム3Dエンジンと高性能・高圧縮動画エンジンをワンチップに統合することで、次世代エンターテインメントに求められる臨場感あふれる美しい映像表現を実現します。さらにRS1は高性能画像処理プロセッサとDRAMメモリおよび業界向け各種インターフェースを統合することで部品数削減や基板の小型化を可能にしました。従来別々の半導体を使用していたパチンコ、パチスロ、アーケードゲーム機の半導体をRS1で共通化できるため、部品の共通化によるコスト削減およびコンテンツ開発環境の統合によるタイトル開発コストの削減というアミューズメント業界のお客様が抱える大きな課題の解決に貢献します。
「海物語 ラッキーマリンツアーズ」
2020年3月より順次稼働開始予定の、バンダイナムコアミューズメントが開発した業務用メダルゲーム機です。
前作「海物語 ラッキーマリンシアター」の面白さはそのままに、大人気の「海物語シリーズ」ならではの多彩な演出はもちろん、メダルゲームオリジナルの演出も加え、プレイヤーを熱くします!
(https://bandainamco-am.co.jp/am/mg/lmtours/)
©SANYO BUSSAN CO.,LTD ©BANDAI NAMCO Amusement Inc.
「海物語」は株式会社三洋物産の登録商標です。
DMPにとって長年多くのファンを持つバンダイナムコアミューズメントのメダルゲーム機にRS1が採用されたことは大きな喜びです。DMPは今後もRS1の提供およびDMPが保有するドメイン最適化型開発体制を活かした開発を行うことによりアミューズメント業界の新たなエンターテイメントの創造に貢献することを目指して参ります。
(注): 特定の業界やアプリケーション向けに半導体を最適化して開発する事。従来の汎用目的の半導体に比べ、性能、電力、コスト面で大きなメリットをもたらす。Googleが人工知能向けに開発したTPUや、Teslaが自動運転向けに開発したHW3がその例。