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2016-07-08

DMPがNEDOの「IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」を受託

2016-07-08
DMPがNEDOの「IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」を受託

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(本社: 東京都中野区、東証マザーズ: 証券コード3652、代表取締役CEO 山本達夫、以下DMP)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(本部所在地: 川崎市幸区 理事長: 古川一夫 以下NEDO)から公募のあった「IoT 推進のための横断技術開発プロジェクト」※1(以下 当事業)に応募し、委託先として採択されましたことをお知らせします。

今回DMPは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人 東京大学、日本電気株式会社と共同で、研究開発テーマ「省電力AIエンジンと異種エンジン統合クラウドによる人工知能プラットフォーム」をNEDOに提案し、採択されました。

IoTおよびビッグデータの解析としてAI(人工知能)技術の拡大に伴い、高度なデータ処理に伴う消費電力と通信トラフィックの増大や個人情報拡散によるプライバシー侵害などが課題となっています。DMPでは、当事業を通じて、創業以来培ってきたGPU省電力技術と画像処理技術をベースに、ディープラーニングによる人工知能アルゴリズムの演算処理を、電力性能比で従来技術に比べ10倍以上の高性能かつ低消費電力で実行可能にするAIプロセッサの開発を目指します。

クラウド側に加え、スマートデバイス、車載機器、セキュリティーカメラ、医療機器、ロボット、バーチャルリアリティー(仮想現実)などのエッジ(端末)側で高度なAI処理を実現することで、消費電力や通信トラフィックの増大を抑え、日本が目指す低炭素社会の実現に寄与します。またエッジ側AI処理により、画像データの推論のリアルタイム処理を可能にする他、プライバシー保護を含めたセキュリティー問題へのより効果的な取り組みも可能になると考えています。

当事業の概要

委託予定先
産業技術総合研究所、東京大学、株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル、日本電気株式会社
概要
人工知能技術によおる高度なデータ処理の実現と、これに必要な消費電力の低減がIoTにおける差し迫った課題となっている。本プロジェクトでは、エッジ側とクラウド側双方で10倍の電力性能比を実現する人口知能処理の共通基盤技術を開発する。エッジ側では、推論処理の省電力化・省スペース化と実時間対応を目標に、人工知能アルゴリズムをハードウエア化実装した省電力GPU推論学習エンジンと、設計・実装プラットフォームを開発する。クラウド側では、最適なエンジンを無駄なく結合することにより学習処理を効率化する異種AIエンジン統合アーキテクチャおよびシステムソウトウエアを開発する。

当事業の概要

当事業の研究体制

※1「IoT 推進のための横断技術開発プロジェクト」について
(1) 概要
世の中に存在するあらゆるモノ(商品、物体、設備)がセンサを備えると共に、それらがインターネットに接続されるIoT(Internet of Things)社会が進展し、新たなサービスやビジネスモデルを生み出しつつあります。
本事業では、我が国発で独創的な製品・サービス等を可能とする革新的な次世代IoT基盤技術(実世界にある多様なデータをセンサネットワーク等で収集し、サイバー空間で大規模データ解析・処理等を行い、現実世界を制御する技術)を開発・強化し、産業・社会の変革と効率化の実現を目的とします。
(2) 事業期間
平成28年度~平成32年度

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