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2024-03-21

Cambrian社が、当社も参加したシリーズシードプラスラウンドにおける350万USドルの資金調達を発表

※ 本稿は、Cambrian社が発表した英語版プレスリリースの日本語訳です

マシンビジョンスタートアップのCambrian RoboticsがCybernetix VenturesとKST Investをリードとしたシリーズシードプラスラウンドで350万USドルを資金調達したことを発表

今回の資金調達は、産業用ロボットに人レベルの能力を持たせ、人をより有意義な仕事に解放するという当社のミッションを強化するものです。

英国ロンドン(2024年3月4日)–英国、ドイツ、米国に拠点を持つCambrian Roboticsは、Cybernetix VenturesとKST Invest GmbHをリードとし、ヤマハ・モーター・ベンチャーズとディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)も参加したシリーズシードプラスラウンドで350万USドルを調達したことを発表します。この出資は、Cambrian Roboticsの革新的なAIプラットフォームを前進加速させ、様々な産業の複雑なビジョンベースのタスクにおいて、産業用ロボットアームが人の能力を超えることを可能にします。

「マシンビジョンは競合の多い分野ですが、Cambrianは独自のビジュアルAIソフトウエアにより小さく透明なパーツを認識・識別するユニークで強力な差異化能力を持っています」と、Cambrianの取締役となるCybernetix Venturesの創設者、ゼネラル・パートナーであるFady Saad氏は述べています。「Miikaと彼の優秀なチームは、トップ企業から収益を獲得できる製品を市場に投入してきました」

Cambrianは、トヨタ、アウディ、スズキ、花王、エレクトロラックスなど、業界をリードするメーカー向けにビジョンシステムをテスト・展開しています。

エレクトロラックス・グループのJaume Soriano氏は、「我々の工場では、高度な自動化が行われていますが、依然として相当な量の可撓部品や手作業による工程があり、それが変動性を高めています。Cambrianは、我々が様々なシナリオに対応しながら、より自動化された製造の実現に向けて前進し続けることに貢献しています」と述べています。

Cambrianの強力なAI駆動型ロボットビジョンソフトウエアとカメラハードウエアにより、既存のロボットソリューションにおいて、従来は手作業でしかできなかった複雑な作業を新たなレベルで自動化することが可能になります。Cambrianを使用することで、ロボットは複雑な組立工程、バラ積みピッキング、キッティング、ピックアンドプレースなどの作業を、どのような照明条件下でも比類のない精度で実行することができます。現在業界をリードするAIビジョンの機能と比較すると真のブレークスルーと言えます。Cambrianは短時間(~0.5日)で設置でき、主要な産業用ロボットに対応し、微細部品を正確かつ高速(200ミリ秒以下)にピッキングできます。Cambrianのソリューションは、透明、プラスチック、光沢のある金属など幅広い部品をピッキングできるという点でユニークです。Cambrianのソリューションはまた、品質保証やこれまで人の目には見えなかった製造上の欠陥を監視するために、世界中の家電メーカーに導入されています。

CEOのMiika Satoriが率いるCambrianの経営陣は、AIとロボティクスの分野で合わせて50年以上の経験を持ちます。CTOのJoao Seabraは受賞歴のあるロボット工学者であり、AI部門の責任者であるAlexandre Borghi博士は30億ドル規模のAIチップスタートアップで研究チームを率いていました。

「今回の資金調達で可能性が広がることに非常に興奮しています。私たちの主な目標は、製品のスケーラビリティを拡張し、主要ターゲット市場でのセールスとオペレーションを強化することです。ロボットアームにAIビジョンベースの新たなスキルを導入し、ロボティクス分野の限界をさらに押し広げます。私たちは、これらの進歩を促進する上で極めて重要な支援をしてくださる新たな投資家の皆様との協力関係を開始できることにも、同様にわくわくしています」と、Satoriは述べています。

Cambrianはまた、同社のシリーズシードラウンドに出資したff Venture Capital(ffVC)からも支援を受けています。ffVCは、ブルックリンにあるニューヨーク大学タンドン工学部と提携したスタートアップアクセラレーターであるAI Nexus Labの元を卒業したCambrianに最初に出資しました。

Cambrian Roboticsについて
Cambrianはロンドンに本社を置き、ドイツのアウクスブルクにもオフィスを構えています。協働ロボットや産業用ロボットアーム向けのAIベースのビジョン技術を開発・販売しています。Cambrian Roboticsは、特にダイナミックな環境下で高い精度と正確性が要求される高度な製造や品質保証に関わる幅広いタスクを製造業者が自動化できるよう支援しています。

Cybernetix Venturesについて
Cybernetix Venturesは、アーリーステージのロボティクス、オートメーション、産業用AIのスタートアップへの投資をリードするベンチャーキャピタルです。ロボティクス・イノベーションの世界的な中心地であるボストンに本社を置くCybernetixは、そのポートフォリオを国内外のロボティクス・エコシステムに結び付け、先端製造業、物流/倉庫、建築、エンジニアリング、建設、ヘルスケア/医療機器などの分野で大きな影響を与える準備が整った企業に比類ない専門知識・知見を提供しています。

KST Invest GmbHについて
KST Investは、ドイツの大手産業オートメーション企業のオーナー一族によって設立されたプライベートファンドです。同ファンドは、ロボティクスや先端製造業をはじめとするテーマへの投資を目的としています。イノベーションは産業オートメーション、特にビジョンとロボティクスを組み合わせたあらゆるビジネスに不可欠なものです。

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