Graphics IP Core
グラフィックス IP コア

PICAグラフィックスIPコアは、アミューズメント、車載システム、携帯電話、ゲーム機、デジタル家電など、今後急成長が期待される「21世紀のデジタルコンスーマー市場」向けSoC (System on a Chip)アプリケーションの幅広い要求を満たすために、柔軟でスケーラブルな革新的ハードウエア・アーキテクチャを実現しています。DMPの優れたチップ開発能力をベースに、OEMによるチップ開発もサポートします。

導入事例:
(株)ニフコアドヴァンストテクノロジー様 3D/2D高性能グラフィックスLSI 「NV7」
  >>プレスリリース   [PDF]
  >>NV7製品発表

SoCシステム開発においては、多様化したアプリケーションに対して必要な機能を最適な形で搭載し、コストパフォーマンスに優れた設計を行う事が最も重要です。DMPはビルディングブロック構造により、お客様が必要とされる機能・性能に合わせて最適なグラフィックス・モジュール構成を提供します。アミューズメント分野を例にとれば、高速キャラクターアニメーションのサポート、各種静止画及び動画コーデックへの対応等により、CPUを含めたハードウエア・システムコストを低く抑えながら従来にない高い演出性を実現する事が可能となります。

PICAは、OCP-IPが促進するOCP(Open Core Protocol)に準拠しているため、IPの相互接続性の確保や設計コストおよびリスクを低減させることができます。また、3D拡張モジュールとして搭載できるDMPの固有技術(開発コード名:MAESTRO-2G)は、組込み市場向けに、高性能、小コンテンツサイズ、省メモリ帯域を実現し、デジタルコンスーマー製品上で従来表現できなかった高品質なグラフィックス描画を、高速かつ簡易な手続きで実行する事ができます。

ソフトウエア開発環境については、低レベルドライバー(ライブラリ)、PC上で動作するエミュレータの提供をはじめ、主要CGツールからのシームレスなワークフローを実現するオーサリング支援ツール群を提供し、コンテンツ制作の効率化や低コスト化が可能となっています。また、Khronos Groupが策定する業界標準APIのOpenGL ESおよびOpenVGに準拠し、既存のソフトウエア資産の再利用が可能となっています。このように、DMPが提供するグラフィックス・ソリューションは、PICAを利用したシステムレベルの製品企画・開発をハードウエア・ソフトウエアの両面から強力にサポートいたします。

   
PICA200
OpenGL ES準拠の次世代組込みデバイス向け3DグラフィックスIPコア。最大4個のプログラマブル・バーテックスプロセッサ、最大4本のレンダリングパイプライン、3D拡張モジュール(MAESTRO-2G)で構成される。
PICA-FBM

画像ポストプロセッシング・モジュール。PICA200とPICA-FBMの組合せが標準的なIP提供形態となるが、2DグラフィックスIPコアとしてPICA-FBM単独でのライセンス供与も可能。

PICA-VG

OpenVG準拠のベクターグラフィックス・モジュール。PICA-FBMにアドオンが可能。

     
カスタマイズ可能

ビルディングブロック・アーキテクチャの採用により、ターゲットSoCの機能・性能およびコストの要求に応じ、搭載モジュール、バーテックスプロセッサ数、レンダリングパイプライン数、およびメモリ構成(外部/内部)のカスタマイズが可能。また、各種CPU、OS(搭載/非搭載)、静止画及び動画コーデック等、ターゲット・プラットフォームの要求や、各種半導体製造プロセスなど、お客様固有の総合的なシステムレベルの統合要件にも柔軟に対応が可能。

美しく高速な3D描画(MAESTRO-2D)
3D拡張モジュール(MAESTRO-2G)の搭載により、多彩なハードウエアシェーディングとその組み合わせによるリアルな3D表現を簡易な手続きで高速に実行可能。組込みデバイス向けとしては最高品質のコンテンツ制作を低コストで実現。
美しく高速な2D描画
PICA-FBM(画像ポストプロセッシング・モジュール)は、フルシーン・アンチエイリアシング、マルチレイヤー合成(最大8レイヤー)、リサイズ機能、色空間変換機能、スクロール機能等、画面出力最終段の画像生成を高品質かつ高速に処理。さらに、PICA-VG(ベクターグラフィックス・モジュール)を搭載する事により、画質・操作性共に優れた2D地図、スキンUI等の開発が可能。
小コンテンツサイズ・省メモリ帯域

OpenGL ES標準テクスチャ圧縮機能のサポートだけでなく、3D拡張モジュール(MAESTRO-2G)内のポリゴンサブディビジョン機能およびプロシージャルテクスチャ機能、およびPICA-VGを搭載する事により、小サイズ・省メモリ帯域のコンテンツの制作が可能。

高速アニメーション

プログラマブル・バーテックスプロセッサ(最大4個まで搭載可能)により、CPUに負荷をかけることなくスキン・アニメーションの実行が可能。アミューズメント分野において重要な要素となるキャラクターアニメーションの高速・高品質化を強力に支援。